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ボヘミアンラプソディをやっと観る

話題になって久しい映画「ボヘミアンラブソディ
年末に行こうとして、満席に近くて断念。

週末は1人の夕飯なので、外食して、そのままナイトシアターへ。
ようやく、行けました。


前の晩に予約した時は、スッカスカだったので、意気揚々と
ど真ん中の席を予約した。
ら!イガイと観る時にはぎゅうぎゅう。
カップルと女性2人組に挟まれて、とっても居心地ワルイ席になってしまった。

あまり映画館へ出向いて映画は観ない。DVDすぐ出るしね。
最近娘に誘われて、ようやく映画館へ行くようになった。
随分、映画館がサマ変わりしたのを感じる。
この頃は、ポップコーンやコーラを持ち込みOKになったのね。
どこの映画館でも販売していて、皆が持ち込んでる。
ま、正直ワタシは、わざわざ高いお金出してまで、
映画観ながら食べたいとは思わないが。(ポップコーン好きじゃないので)


さて、話題の「ボヘミアンラブソディ」である。

観客の評判はめちゃめちゃ良くて、2回目3回目観る人も多いと聞く。
Queen好きにはたまらないとも聞く。
あまり映画館まで行こうとは思わないが、久しぶりに行ってみようかと思った。

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素晴らしい映画かと聞かれると
んんんん〜どうだろう?
ドキュメンタリーとしても物語としても、やや上滑り感はある。
色んな出来事の描き方が、浅い感じはしなくもない。
バンドメンバーのブライアン・メイ役のグウィリム・リーなどは激似だ。
ビックリする。
それに比べると、フレディ役のラミ・マレックは似てねえ〜 
華奢だし伸び率も違う。
んんん〜

しかし。

なんだろうね?
この高揚感。

ノリの悪い自分ですら、拳を振り上げたくなるような高揚感。
ぐいぐい心を掴まれて行くような臨場感。

そうだ。
Queenのフィルムコンサートに来たと思えば!
コンサートだと思えば、とてもナットクがいく。
この臨場感や高揚感は、コンサートで乗っている時によく似てる。

映画も、そういう高揚感を煽るような作りになっていて
映画の中でコンサートの観客が騒ぐ時など、
映画館の後ろから、大歓声が聞こえて来るように音響が入ってる。
え?後ろの誰か騒いでる?と最初思ってしまう。
思わず、後ろを振り向いてしまいそうになる。(しないけど。)
この映画の中の観客のように、騒ぎたい、拳を振り上げたい、拍手したい
そういう衝動に駆られる。
それほど、映画の中では要所要所に、効果的にQueenの曲が使われていた。
そもそもQueenの曲は盛り上がるような曲なので、その高揚感はハンパなかった。
フレディの歌唱力の安定感はさすがだ。(モチロン本人の声だからだが。)


70年代のイギリスでの階級社会。偏見。差別。マイノリティの苦悩。
こういったものが色濃く描かれる。
そういえば、最近忘れていた、というか思い出した。
そうだった。ほんの20年ほど前には、こんな差別だらけの息苦しい時代だったのだ。
特にイギリスのような保守的な国の中では、インド系の人種差別もあった時代だろう。
ゲイであれば尚更だろう。
その中で、観念や常識や宗教の教えに縛られて、苦悩し続けたフレディ
自分自身を許せず、父からの教えに、最後まで沿えなかった事に苦しみ続けた。
こんなに才能に恵まれ、金銭的に裕福になっても、彼は幸せではなかった。
心の一部にシャイで真面目で内気な青年を抱えたまま、弱さに溺れてゆく姿は、気の毒だった。

あと30年遅く生まれていれば。
そんな事を一瞬思ってしまった。
けれど、自分ですぐ頭を振る。
あの時代の、あのフレディの叫び、あの仲間がいたからこその、Queenだ。

そしてラストの圧巻のライブエイドの舞台へと繋がってゆく。

最初似てねえ〜と思ったラミ・マレックだが
最後のライブエイドの舞台上では、おおお!似てる!本人そっくりだ!と思えるほど、
フレディに似ていた。
段々似て見えて来たのだから、不思議だ。
圧巻のライブパフォーマンスだった。
まあ、ここまでするのなら、もはや本人の映像でいいんじゃね?とも思ったりするが
そこは映画としてのプライドなのかな。

事実とは違って前後するらしいのだが
エイズだと知ってて、フレディがこの舞台に臨んだとしたなら
歌の歌詞が、まるで違うものとして聴こえて来る。
胸を締め付けるような、魂の慟哭に聴こえて来る。
ママに人を殺したと歌うフレディ。
時々、生まれて来なければよかったと思う事もあると歌うフレディ。
普通に生きられなくてごめんね。ママ。
そんなフレディの魂の叫びの歌に聴こえて来る。
もしエイズだと知らずに、舞台に立ち、これらの歌詞を歌っていたのだとしたら
あまりにも予告めいていて、不思議な不吉な偶然に、胸が熱くなる。

映画を見終わった時に、ゆっくりと静かに涙がこぼれた。
本当に世界は、なんて惜しい人を亡くしたのだろう。
こんなにも大衆に愛されたフレディマーキュリーだったのに。

Queenの2人が参加しているだけあって、Queenバンドとしての完成度は高い。
全編にフレディマーキュリーへの哀惜の思いが強く出ていて
観た後に、この人がもういない事に立ち返り、切なくなる。

Queenのファンなら、観ても損はしない映画だ。
Queenのファンでなくとも、この映画は心を掴まれる。
不思議に、映画としての完成度は高くないのに、人の心を掴む映画だと
誰かが書いていた。この映画をよく表している。
観ている誰もが高揚し、応援したくなり盛り上がってしまう。
それは、
この映画が、というよりも、Queenの曲が、という事なのだと思う。
そういう意味で
「映画」を観たというより、「Queenのコンサートに行って来た」
そんな印象の映画だった。

当然、帰ったらソッコーでQueen三昧でアル。
当然、まずライブエイドの映像見るよね。
実際のQueenを見るよね。
そして、元々よく聴いていたQueenだが、ほぼ中毒に戻り
まだQueen三昧が続いている。

Queen万歳!

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毎日寒い寒い。

でも
少し日が延びた。
少し朝焼けが早い。

少しずつ
冬が傾き始める。




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